「どんなサービスを提供している会社なの?」
「どんな組織体制なの?」
「実際に働いている人はどんな人がいて、どんな雰囲気なの?」など、
CMKを知ってもらうため、シリーズでお届けしています。
今回は産業ソリューション第2部 部長の吉村さんにお話を伺いました。

吉村さん
理系の大学卒業後、IT業界に挑戦したいと考え、就職活動で縁があったCMKに入社。
入社して間もなく大手アパレルメーカー様に常駐となり、ヘルプデスクなどのインフラ業務から開発、設計、要件定義を経験し、マネジメント範囲もチームからグループへと拡大。
現在は産業ソリューション第2部の部長を担っています。
大阪出身。趣味はお酒、ラーメン、ディズニー。
これまでのプロジェクト、担当業務で印象に残ってること
まず初めに、吉村さんのこれまでのご経験を教えてください。
新卒社員でCMKに入社し、大手アパレルメーカー様に常駐となり、ヘルプデスク、キッティングのインフラ業務からスタートしました。
お客様と距離が近く、フランクな社風でしたので、のびのびと仕事をさせてもらっていました。
在籍3年くらい経った頃にお客様先の上長に「開発やりたいです」と相談したところ、運よく新ブランド立ち上げに伴う受発注システムの開発にアサインしていただきました。
覚えることばかりでしたが、新しい業務に関わることができ、楽しかったことを覚えています。
その時の仕事ぶりを評価いただけたようで、その後も、通販システムを汎用機からオープン系に変更するプロジェクトの設計から携わらせていただいたり、販売店舗のシステムの設計や人事システムの設計など、様々なプロジェクトに挑戦させていただきました。
ただ、縁あってすぐ上流工程を任せていただいたので、実は開発経験は少ないんです。
開発の経験が少ないまま設計を担当された時は苦労されたんじゃないですか?
そうですね。
実はプログラマーとして開発業務は2年間ほどで、最初は知識が浅いまま進める不安はありました。
最初は手探りでしたが、上流を経験したことで全体を見れるようになり、
横のつながりも増えたのは良い経験だったと思っています。
同じお客様の中でプロジェクトを転々とし、気づけば25年も在籍していましたね(笑)
大変な中でも成長実感もあったと思いますが、思い出深いエピソードはありますか?
同じお客様に25年常駐して色んなプロジェクトに携わらせいただきましたので、
いっぱいありますが・・・
「店舗の販売データが翌日に分かるシステム開発」のプロジェクトリーダーを任された時が
一番思い出深いかもしれないですね。
システムのベースはあったんですが、かなり作り変えることになったため、今では考えられないですが残業が月200時間超えるときもあるほど作業が多かったのにも関わらず、リリース直前にシステムが正常に動かないというトラブルが起こってしまって・・・
そのシステムを使用する現場から多くの問い合わせやクレームがくる中、早急にシステムを正しく動くようにしないといけないので、すごく大変だったことを覚えています。
本当に色んな方に協力いただき、何とか乗り越えられましたが、自分が思っている以上に周りが協力してくれるということを身に染みて体験した経験です。
また、5年前に現在の産業ソリューション第2部のグループ長(課長)になった時に初めてお客様先から外にでたので、これまでの進め方や立場が変わり、新規顧客交渉もするようになったりと、使う脳の筋肉が変わり、戸惑うこともありましたが、
「上流の経験で全体を見られるようになった経験」と「抱え込まず周りに相談して協力者を増やす行動力」は活かせたと思っています。

CMK内での産業ソリューション第2部について
産業ソリューション第2部の組織体制を教えてください。
5つの課で構成されており、グループごとにミッションが異なります。
顧客の特性や契約形態にあわせて5課にわけており、次世代リーダー育成にも力をいれています。
産業ソリューション第2部の特徴を教えてください。
エンドユーザー割合が70%なので、顧客の声を直接聞くことができ、
提案・要件定義~設計などの上流プロジェクトはもちろん
その後の保守サポートまで一貫してサービス提供しています。
また大手企業との取引が多く、業界は金融公共以外、
アパレルメーカー、物流会社からゲーム会社まで幅広い業界のプロジェクトを請け負っています。
お客様の声を直接聞きながら課題解決ができるのは、
エンジニア一人一人のキャリアにとって、非常に有意義なのではないかと思っています。
また、プロジェクトの多くは顧客先に常駐して対応するものが多いのですが、
なるべく一人常駐はないようにしており、基本的に複数人のチーム体制で対応しています。
具体的な顧客の業種やプロジェクト内容を教えてください。
ざっと言いますと、
アパレルメーカー:HPの運用管理、RPA、インフラ、アプリケーション開発
空調機メーカー:予算管理システム開発
物流会社:倉庫管理システム開発 WMS
リース会社:社内基幹システムの開発~保守運用
ゲーム会社、建設会社:ローコードを使ったワークフローの開発
お菓子メーカー:保守
医療機器メーカー:電子カルテの開発
教育事業会社:生徒管理システムの保守運用
などです。
幅広いプロジェクトに参画でき、対応力をつけていただくことができると考えています。
一方で専門性の高い案件にも、スペシャリストとして参画できるプロジェクトもあります。
社員それぞれの志向に合わせてキャリアパスやステップアップを応援できる環境があり、
それも魅力の一つだと思っています。
当社の中で産業ソリューション2部の役割は何だと考えますか?
CMKの創業当初の部門であり、現在も社員数、売り上げが一番多く社内では横綱と言われています。
そのため、他部門を牽引する役割であり続けるべきだと考えています。

産業ソリューション第2部の強みは何だと思いますか?
他の部門も同じだと思いますが、大事にしているのは
顧客からの要望に「できない」は言わないことです。
顧客からの要望に対して全て叶えられなくても、何かしら一部でも応えられるように
グループ長、営業メンバーと連携し、提案しています。
また、当部にはインフラ、WEB開発、ローコード・BIツールなど、様々なジャンルの知見を持っている社員が多く、顧客に提案できる幅が広いのも強みです。
幅広い業界の顧客と付き合いがあり、対応できるスキルが幅広いため、顧客から新規の顧客をご紹介いただくことも大変多いです。
部の雰囲気を教えてください。
20~40代と年齢は幅広く、少し人見知り、シャイですが、すぐ打ち解けて円滑に仕事が進められるメンバーが多いと思います。
最初は声をかけにくいと思うかもしれませんが、話してみると、雑談交えた会話気軽にできる人が多いです。
人間関係で困ってるという声を聴くことは滅多になく、上司部下とのコミュニケーションも活発な方だと感じています。
私も部長になりましたが、気軽に話しかけてくれる社員が多いです。
中途入社の方はIT業界経験者の方が多いのでしょうか?
IT業界ではない企業から転職された方も非常にご活躍いただいていますね。
たとえば前職では営業をしていたという方など、他業種からIT業界に転職したいという方にも入社いただいています。
エンドユーザーのプロジェクトでは商談も発生しますので、円滑なコミュニケーションも大切な要素です。
こうした形のない技術というのは何かの研修を受ければ必ず上達するものではないため、なかなか難しいところではありますが、CMKには幅広い年代の社員がいますので、先輩社員の背中を見ながら成長してもらっています。
産業ソリューション第2部の今後について
今後の部の戦略、方向性を教えてください。
ターゲットはエンドユーザーで2つの売り上げ拡大を考えています。
1)SE伴走型の小規模案件の拡大
小規模だからこそプロジェクトのすべての工程を早い段階で若手メンバーが経験でき、
スキルアップできる機会を増やすこと、またその中で上流工程ができる若手育成も強化していきたいと考えています。
2)ローコード製品を使ったビジネスモデルの拡大
最初にゲーム関連会社の社内基幹システムをローコードで開発するプロジェクトがスタートし、
その実績を用いて、現在は製造メーカー、コンビニエンスストア、電力関連会社など新規顧客受注の拡大ができています。
今後は特定のツールだけではなく、日々新しいツールに注視しつつ色んな製品を活用し、顧客のニーズにあわせながら、売上拡大に取り組んでいきたいと考えています。
産業ソリューション第2部に向いてる人について
産業ソリューション第2部に向いている人はどんな人だと思いますか。
幅広い、様々な案件があるので、それを楽しめる人
顧客の要望に応えるため、自分事として、何でもチャレンジしようと思える人
やりたくない、できないと思うのではなく、まだ自分が知らない知識、スキルは必ずあるはずで
それを前向きに物事に取り組める人だと思っています。

最後に
最後に、少しでも応募を検討してくれている人に向けてメッセージをお願いします。
私は新卒採用で入社しましたが、新卒採用、中途採用の垣根はないのでご安心ください。
産業ソリューション第2部はエンドユーザーが多いので、顧客との交渉の場、様々な役割立ち位置での案件に挑戦できる環境です。
挑戦したいと思ってる人にはチャンスをくれる会社なので、ぜひチャレンジしてください。
楽しい仕事が待っています!
今回は、産業ソリューション第2部の吉村さんにお話を伺いました。
次回の部門紹介もお楽しみに!
本日は産業ソリューション第二部 部長の大屋がインタビュアーとなり、長年お付き合いのあるワコール様のIT企画開発部 部長の堀様にCMKが支援させていただいている内容や期待などについてインタビューさせていただきました。 […]