AIエディタ『Cursor』には多くの設定項目があります。デフォルトのままでも使えますが、設定項目の内容を知っておくと自分好みにカスタマイズすることができて開発効率がアップします。今回は『Cursor』の設定項目について解説します。この記事は2025/3/4時点のバージョン0.46.8をベースにしています。
どんな設定項目がある?
大きく6つのカテゴリーに分かれてします。
カテゴリー | 設定内容 |
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General | AccountとPrivacy modeの設定 |
Features | 各種機能の設定 |
Models | 使用するモデルとAPI Keyの設定 |
Rules | カスタムインストラクションの設定 |
MCP | Model Context Protocolの設定 |
Beta | ベータ機能のNotepadsの設定 |
この記事ではFeaturesについて解説します。RulesとMCPは別の記事で解説したいと思います。
Featuresの設定項目
Featuresの設定項目も大きく6つのカテゴリーに分かれています。
カテゴリー | 設定内容 |
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Cursor Tab | コード補完に関する設定 |
Chat | チャットとyoloモードに関する設定 |
Codebase Indexing | コードベースに関する設定 |
Docs | クローリングする外部サイトの設定 |
Editor | エディタに関する設定 |
Terminal | ターミナルに関する設定 |
Cursor Tabの設定内容
コードを記述している際のコード補完の機能について設定できます。
設定項目 | 設定内容 |
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有効化 | 無効にするとコード補完が行われなくなります。 |
Partial accepts | 有効にするとCtrl+右で単語単位に提案を受け入れることができます。 |
Suggestions in Comments | コメント入力中の提案を制御できます。 |
Show whitespace only changes | 空白のみの提案を制御できます。 |
Auto Import | Import文の自動追加を制御できます。 Pythonはベータ版となります。 |
Chatの設定内容
チャットの設定とyoloモードの設定を行えます。yoloモードはチャットから各種コマンドを『Cursor』が実行するモードです。『Cursor』が意図しないコマンドを実行し環境が壊れる可能性があるので注意して使いましょう。
チャットの設定
設定項目 | 設定内容 |
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Auto-scroll to bottom | チャットの最後に自動でスクロールします。 |
Auto-apply to files outside context | コンテキスト外のファイルへの自動適用を制御できます。 |
Enable yolo mode | yoloモードを有効化します。 |
Large context | 長いコンテキストウィンドウの使用を許可します。 |
Collapse input box pills in pane or editor | チャット内のタグやバッジを折りたたんでスペースを節約します。 |
Iterate on lints | lintエラーを自動で解決します。 |
Review changes(beta) | 複数の変更の確認方法を以下から選択します。 – Display Button – Auto-run – Disabled |
Web Search Tool(beta) | Web検索を有効化します。 |
yoloモードの設定
設定項目 | 設定内容 |
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Yolo prompt | コマンド実行に関するプロンプトを設定します。 |
Command allowlist | ユーザーの確認無しで実行して良いコマンドを設定します。 |
Command denyist | ユーザーの確認無しでは実行してはいけないコマンドを設定します。 |
Delete file protection | ファイルの削除の許可します。 |
MCP tools protection | MCPによるツールの使用の許可します。 |
Codebase Indexingの設定
既存のコードをコンテキストに含めるためにインデクス化の設定を行えます。Syncedが100%になっていればインデックス化が完了しています。インデックスを作り直す場合はResync Indexボタンを、削除する場合はDelete Indexボタンをクリックします。詳細な設定はShow Settingsに隠れています。
設定項目 | 設定内容 |
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Index new folders by default | 新しいフォルダを自動でインデックス化するかを設定できます。 |
Ignore files | インデックスに含めないファイルを設定します。 |
Git graph file relationships | Git履歴をインデクスに含めるかを設定します。 |
Ignore filesについて
Configure ignored files
リンクをクリックすると .cursorignore
が追加されます。.gitignoreと同じ構文で記述することができます。.cursorignoreの他に.cursorindexingignore
も設定できます。バージョン0.46から.cursorignoreの意味合いが変わったようです。
ファイル名 | 設定内容 |
---|---|
.cursorignore | インデクス作成とAI機能の両方から除外するファイルを設定します。 |
.cursorindexingignore | インデクス作成から除外するファイルを設定する。 .gitignoreの全てのパターンを継承します。 |
『Cursor』では @
を使ってファイルをコンテキストに含めることができます。.cursorignoreに設定したファイルは @
を使ってコンテキストに含めることができなくなります。機密性が高くAIに参照させたくないファイルは.cursorignoreに設定しましょう。チームで作業している場合、.cursorignoreの定義は統一した方が良いと思います。
Docsの設定
『Cursor』では @Docs
で外部サイトをコンテキストに含めることができます。デフォルトでスクレイピングされているサイトはこのページで確認できます。Add new docボタンをクリックすることで追加で外部サイトを登録できます。
Editorの設定
Show chat/edit tooltip | コードを選択した際にChat/Editのツールチップを表示します。 |
Auto parse inline edit links | チャットにURLを入力した場合に自動で解析するかを設定できます。 |
Auto select for Ctrl/⌘ + K | Ctrl + Kを押した際に自動でコードブロックを選択するかを設定します。 |
Use themed diff backgrounds | インライン差分の背景色にテーマを使用するかを設定します。 |
Use character-level diffs | インライン差分を1文字ずつ表示するかを設定します。 |
Terminalの設定
設定項目 | 設定内容 |
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Terminal hint | ターミナルの下部に”Ctrl + K to generate a command”と常に表示します。 |
Show terminal hover hint | ターミナルで文字列を選択した際に”Add to chat”のヒントを表示します。 |
Use preview box for terminal Ctrl+K | Ctrl + Kで生成したコードをプレビューするかを設定します。 オフにした場合、生成されたコマンドが直接ターミナルに表示されます。 |
まとめ
『Cursor』のFeaturesの設定内容を1つずつ解説しました。この内容を参考に自分好みに設定してみて下さい。
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