「イントラマート」を活用して業務を効率化するには、自社の課題や目的に合った運用を見極めることが欠かせません。そのためには、導入から開発、運用までを支えるベンダー選びが非常に重要です。
この記事では、イントラマート導入時のベンダー選定における評価軸や、具体的なチェックポイントをわかりやすく解説します。
イントラマートとは?
イントラマートは、企業内のさまざまな業務を効率化するための「統合型プラットフォーム」です。
申請・承認ができるワークフローや情報管理などの機能を備えており、業務アプリケーションの開発や運用を「ローコード」で柔軽に対応できます。社内システム全体を一元管理でき、自社の業務課題に合わせたカスタマイズが可能な点が特徴です。
イントラマート導入のベンダー選定の評価軸とは?
イントラマートの導入を成功させるためには、適切なベンダーの選定が欠かせません。ここからは、とくに重視すべき3つの評価軸を確認していきましょう。
公式認定・導入実績による信頼性
イントラマートの公式認定や導入実績は、ベンダーの信頼性を判断するうえで最も基本的な評価軸です。また、認定ランクや導入件数など客観的な基準が明示されている点も安心材料になります。
これまでにどのような企業への導入実績があるか、とくに自社と同じ規模や業界での成功事例があるかどうかも、イントラマートのベンダー選定において重要なポイントです。
安心できる技術力と対応力
イントラマートのベンダーを選定する際は、開発や運用に必要な「技術力」と、現場からの問い合わせやトラブルへの「対応力」をもっているかどうかが重要な評価軸となります。
幅広い業種や多くの企業での支援実績、専門性の高いノウハウを持つ企業であれば、導入後も安心して任せられるでしょう。
当社は設立から40年分のITノウハウを蓄積しており、イントラマートを含むツール導入に関する支援実績が豊富にあります。イントラマートの導入や運用でお困りの方は、ぜひ当社へご相談ください。
サポート体制の透明性
イントラマート導入後の継続的なサポートも、ベンダー選定では欠かせないポイントです。
サポート内容や対応範囲、情報提供の仕組みが明確になっているかどうか、問い合わせ対応やアカウント管理の流れがわかりやすいかといった点に注目しましょう。
また、緊急時の対応体制やトラブル発生時の連絡方法なども、事前に確認しておくことが大切です。
イントラマートのベンダー選定方法【6項目】
イントラマートのベンダー選定において、比較すべきポイントを事前に明確にしておくことが大切です。ここからは、具体的な選定方法6つをご紹介します。
①認定ランク
イントラマートはベンダーごとに公式な「認定ランク」を設けており、販売・開発実績や各種指標をもとにグレード分けされています。
上位ランクのベンダーほど経験やノウハウが豊富で、より安心して任せられるでしょう。
②導入件数(導入実績)
過去のイントラマートの「導入件数」や「導入実績」は、ベンダーの信頼性や対応力を見極める目安になります。
とくに、自社と同じ規模感の企業での実績や同業種での実績があると、より具体的で実践的な提案を期待できるでしょう。
③初期費用
ベンダーによっては、イントラマートを導入する際に必要な「初期費用」が大きく異なる場合があります。
使える予算に応じて、見積もり段階で内容をしっかりベンダーに確認し、追加費用が発生する可能性についても事前に把握しておきましょう。
④月額保守費用
イントラマートの運用開始後に発生する「月額の保守費用」もベンダー選定のチェックポイントです。
サポート範囲や対応内容と合わせて、長期的なランニングコストを事前に把握し、予算計画に組み込んでおきましょう。
⑤得意な業種
業種や業務領域によって、ベンダーごとに「得意分野」があります。
自社の業種や業務課題に強みをもつベンダーほど、より最適な提案や開発、運用サポートが受けられるため、事前に確認しておきましょう。
⑥サポート範囲
イントラマート導入における「サポート内容」や「対応範囲」が、どこまでカバーされているかを必ず確認しましょう。
イントラマートの導入から運用・管理、トラブル対応まで、どの段階でどのようなサポートが受けられるのかを明確にしておくことがポイントです。
失敗しない!イントラマートのベンダー選定のポイント
イントラマートのベンダー選定では、希望の条件や導入実績だけでなく自社との相性を見極めることも必要です。
それでは最後に、イントラマートのベンダー選定を進めるうえで押さえておきたい重要なポイントを4つご紹介します。
複数のベンダーから見積もりをする
イントラマートのベンダーは、1社だけで決めずに必ず複数のベンダーから見積もりや提案を受けましょう。費用やサービス内容、納期などを比較することで、自社に最適な条件を見つけやすくなります。
また、検討しているベンダーに競合他社がいる旨を伝えることで、よりよい条件を引き出せる可能性もあります。
コミュニケーション力や提案力を確認する
ベンダーとのやりとりや提案内容も重視しましょう。対応の丁寧さや、業務課題に合わせた具体的な提案ができるかどうかが導入後の満足度に直結します。
初回の打ち合わせから、担当者の理解度や対応スピードをしっかり確認しておくことが大切です。
保守の条件は事前に確認しておく
イントラマートの運用開始後の保守範囲やトラブル対応の流れは、事前にしっかり確認することが大切です。
とくに、システム障害時の対応時間や復旧までの目安時間などは重要な確認事項です。契約内容や費用などを含め、不明点や不安は早めに解消しておきましょう。
総合的に見て判断する
イントラマートを導入する際は、単に費用や実績だけでなく、総合的な視点でベンダーを選ぶことが重要です。
自社でのイントラマートの活用目的や将来的な拡張を検討している旨などを相談し、長く信頼できるパートナーかどうかを見極めましょう。中長期的な視点での価値を含めて判断することが重要です。
まとめ
イントラマートの導入を成功させるためには、自社の業務課題や運用に最適なベンダーを選ぶことが大切です。
イントラマートの公式認定や導入実績、サポート体制など基本のチェック項目を押さえ、複数のベンダーを比較しながら慎重に選定を進めていきましょう。
自社に最適なベンダーを選定することで、イントラマートの機能や活用の幅を最大限に広げ、効率的な業務運用を実現しましょう。