【Salesforce×SAP】連携ガイド!リアルタイムデータ連携の基本もご紹介

企業のDX推進やAI活用が加速するなか、営業支援システムと基幹業務システムの連携は重要なテーマとなっています。とくに、多くの企業が導入している「Salesforce」と「SAP」の連携は、業務効率化やデータ活用の観点から注目を集めています。

本記事では、SalesforceとSAPを連携させる基本的な知識から連携時に直面しやすい課題、そしておすすめの連携方法までわかりやすく解説します。

Salesforce×SAP連携の基本をチェック!

SalesforceとSAPの連携を検討するうえで、まずはそれぞれのシステムの基本を正しく理解しておくことが大切です。

SalesforceとSAPの特徴を押さえて、それぞれを連携することで得られるメリットを確認していきましょう。

Salesforceの基本

Salesforceは、クラウド型のCRM(顧客関係管理)・SFA(営業支援)プラットフォームです。顧客情報の一元管理、商談・案件の進捗管理、マーケティング施策の実行など、営業活動全体を幅広く支援する機能を備えています。

クラウド型のサービスであるため導入のハードルが比較的低く、世界中で15万社以上に利用されています。カスタマイズ性や拡張性の高さも評価されており、さまざまなアプリケーションと連携できる点もSalesforceの強みです。

SAPの基本

SAPは、企業の基幹業務を包括的に管理するERP(Enterprise Resource Planning)システムです。会計・購買・生産・在庫管理・人事など、企業活動の根幹となる業務プロセスを統合的に管理できます。

とくに製造業や大企業での導入実績が豊富で、複雑な業務プロセスにも対応できる柔軟性と堅牢性を備えています。

近年はクラウド版の「SAP S/4HANA Cloud」への移行が主流となっており、従来のオンプレミス版に加えて、柔軟な運用形態が選択できるようになっています。

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SalesforceとSAPを連携するメリット

SalesforceとSAPを連携することで、営業部門・管理部門間の情報共有が飛躍的に向上します。具体的には、以下のようなメリットが期待できます。

  • Salesforceの顧客情報とSAPの受発注情報をまとめて管理できる
  • 手作業によるデータ入力が不要で転記ミスや作業負荷を削減できる
  • SalesforceとSAP間の情報をリアルタイムで共有できる

営業担当者はSalesforce上の顧客情報を、経理・在庫管理担当者はSAPに蓄積された情報をもとに業務を進めているケースが多いのではないでしょうか?

SalesforceとSAPを連携することで、部門間で正確な情報をリアルタイムに共有しやすくなり、問い合わせ対応や受発注対応の迅速化・正確化につながります。その結果、顧客対応の質が向上し、顧客満足度の向上も期待できます。

SalesforceとSAPを連携する際の課題

実際にSalesforceとSAPを連携する際には、さまざまな課題が起こりがちです。

ここからは、SalesforceとSAPを連携する際の課題を解説するので、技術面だけでなく組織面におけるハードルも事前に把握しておきましょう。

社内調整が進まない

SalesforceとSAPは、それぞれメインで利用している部門が異なるケースが一般的です。

Salesforceは営業部門、SAPは経理・生産管理部門が主に管轄しているため、両者の連携プロジェクトでは部門を横断した合意形成が求められます。また、基幹業務を含むシステム連携であるため、財務部門や物流部門など複数の部門が関わることもあります。

SalesforceとSAPを扱う各部門の業務要件や優先順位が異なるため、それぞれ必要な調整事項が多く、社内調整に時間がかかるケースが頻繁に発生します。

その際、社内で意見がまとまらずにプロジェクトが停滞してしまうことも珍しくありません。

ベンダーや担当者が異なる

よくある課題として、Salesforceの導入や運用を担当するベンダーと、SAPを担当するベンダーが別々であることが挙げられます。

SalesforceとSAPの連携プロジェクトでは、両ベンダー間での技術的な調整や責任範囲を明確にする必要がありますが、これが予想以上に複雑になることがあります。

また、それぞれのベンダーが得意とする技術の領域が異なるため、SalesforceとSAPの最適な連携方式について意見が分かれることもあるので注意が必要です。

SalesforceとSAPを連携する方法

SalesforceとSAPの連携を実現するには、自社の業務要件や運用体制に合う最適な方法を選ぶことが重要です。

近年では、リアルタイム性を重視した連携方法が注目を集めており、とくにスピードが求められるビジネス環境では重要な検討事項となっています。それでは、SalesforceとSAPを連携する方法について見ていきましょう。

連携方法の選び方

SalesforceとSAPの連携方法として、一般的に以下のようなものが挙げられます。

  • API連携
  • ETL/EAIツールの活用
  • iPaaS(クラウド型統合プラットフォーム)の利用
  • イベントブローカーを活用したイベント駆動(ドリブン)型連携

バッチ処理で定期的にデータを同期すればよいのか、リアルタイムでの双方向連携が必要なのかによって、最適な連携方法は大きく変わります。

また、SalesforceとSAP間で連携するデータの種類や量、将来的な拡張性、運用保守の負荷なども判断材料になります。自社の業務フローを事前に整理し、要件を明確にしておくことが重要です。

競争力を高めるリアルタイム連携基盤ならSolace Platform

変化の速いビジネス環境で競争力を高めるには、部門やシステムごとに分散したデータを必要なタイミングで正確につなげることが欠かせません。情報の反映に時間がかかれば、対応の遅れや判断ミスを招き、ビジネス機会の損失にもつながります。

こうした課題を解決する手段として有効なのが、イベント駆動型の連携プラットフォームである「Solace Platform」です。

Solace Platformは、高性能なイベントブローカーを中核に、さまざまなシステム間で発生するデータやイベントをリアルタイムに連携・処理できる基盤を提供しています。

SalesforceとSAPのように、役割の異なるシステム間でも必要な情報をスムーズに同期し、営業活動で扱う顧客情報と基幹業務で扱う受発注・在庫・請求関連の情報を、一貫して活用できる環境を実現します。

これにより、部門間の情報分断を防ぎ、業務スピードと対応精度を高めながら迅速な意思決定や顧客対応の質の向上も目指せます。リアルタイム連携をビジネスでの成果につなげたい企業にとって、Solace Platformは有力な選択肢といえるでしょう。

当社は、設立以来40年にわたって培ってきたITの知見をもとに、イベント駆動(ドリブン)プラットフォームである「Solace Platform」の販売から導入支援まで一貫してご提供しています。リアルタイム性のあるSalesforceとSAPのデータ連携でお悩みの方は、ぜひ当社へご相談ください。

\お気軽にご相談ください/

まとめ

SalesforceとSAPを連携することで、営業効率の向上と業務の自動化を実現できます。その一方で、部門間の調整やベンダー間の連携など、組織面の課題をクリアする必要もあります。

SalesforceとSAPの連携方法を選定する際は、自社の業務フローや要件を明確にしたうえで、将来の拡張性まで見据えて判断することが重要です。リアルタイム連携を実現したい場合は、Solace Platformのような専門的なプラットフォームの活用がおすすめです。

適切なSalesforce×SAP連携の基盤を構築することで、データ活用の効果を最大化し、競争力のあるビジネス運営を実現していきましょう。

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