新たな挑戦をしていきながら、他の部門を支えたい【トップインタビュー 金融公共ソリューション部】

トップインタビューとは?

「どんなサービスを提供している会社なの?」

「どんな組織体制なの?」

「実際に働いている人はどんな人がいて、どんな雰囲気なの?」など、

 CMKを知ってもらうため、シリーズでお届けしています。

今回は金融公共ソリューション部 部長の御沓さんにお話を伺いました。

御沓さん

CMK一筋26年。

金融・保険業界にて要件定義を中心に20年ほど従事。
2017年からは金融部門の責任者となり、2024年4月からは大阪も含めた金融部門の責任者となる。

東京生まれ、東京育ち。休日はちょっと凝ったパスタを作っています。
新しい趣味も開拓中!

まず初めに、御沓さんのこれまでのご経験から思い出深いエピソードを教えてください

保険料の支払いをクレジット払いで可能とするシステムの構築案件に参画したことですかね。
当時は保険業界初の試みだったこともあり、本番稼働した際には新聞にも取り上げられたりして、とてもやりがいのあるプロジェクトに参画出来たことに、感動したことを覚えています。

初日からお客様のシステム担当者が退職し、後任は新入社員が担当となる等、予期せぬアクシデントが続き、実質一人で業務フローやシステムフローの作成をし、顧客の企画部門に対しての提案なども行いました。
状況的に、自分が動かないと何も進まない、ということもありましたが、推進力、提案力、折衝力等はこの経験から高められたと思います。


顧客側から表彰されたかの有名なプロジェクトですね!
このプロジェクトでのご活躍から、ご指名で別のプロジェクトにも入られたんですよね?

はい、そうですね。
当時は別の顧客のプロジェクトに参画していたのですが、今回のプロジェクトのために呼び戻されました。(笑)
解約や契約の変更、保険追加などもスマートフォンからできるようにする、というようなプロジェクトで、スマートフォンから保険の新規の申し込みが可能なシステムは当時もあったものの、契約内容を変更する仕組みはまだ無かったため、苦労しましたが、このプロジェクトに関しても非常にやりがいのある仕事でした。
2度目の表彰もされましたしね(笑)
前回のクレジット払いのプロジェクトの時は、社員代替としてお客様の立場になって、エンドユーザーへの提案等を行ってきましたが、このプロジェクトは、当社メンバーと他社のメンバーを含めて、15名程度の開発リーダーとしての立ち位置だったので、複数のメンバーをまとめる力などを高めることができました。

なるほど。予期せぬアクシデントもありながら、責任感を原動力にして
2017年からは金融部門の責任者として、部を牽引してこられたんですね!

金融公共ソリューション部について   

組織体制について教えてください。

3つのセクション(課)があり、部全体としては約70名います。
それぞれの課は以下のようなチーム分けになっています。

1課:主に首都圏における、 保険、 証券及び官公庁業務等を担当

2課:主に首都圏における銀行業務を担当

3課:関西圏における銀行、 保険、 証券、 及び官公庁業務等を担当

年齢層は部長の私を筆頭に、ベテランのメンバーが多いですが、徐々に若手も育ってきています。
業種の特性かもしれませんが、細かいところに気がつくタイプの人が多いですね。

部の得意分野について教えてください。

銀行様向け勘定系システム、保険会社様向け契約管理システムの要件定義が得意分野になります。
言語としてはCOBOL、Javaが中心ですが、中にはPythonや.net系などのプロジェクトもあります。
勘定系システムは、入出金や資金の決済、口座や融資の残高管理、利息計算などの勘定処理を行なう部分、契約管理システムは、契約成立後の多様な業務を処理するためのシステムなどです。


その他、下記のようなシステムのプロジェクトもあります。

銀行様向け
・市場系:顧客から預かった資金を金融市場で運用するシステム
・情報系:経営管理やマーケティング等を目的にデータの加工や分析を支援するシステム

保険会社様向け
・新契約:新たに保険に加入する際に使用するシステム
・収納:お客様からの保険料入金を管理するシステム
・数理:保険料,責任準備金,契約者配当等,保険業務に関する数学的な計算をするシステム

金融公共ソリューション部では、
金融系のお金がからむ、メインどころのシステム開発を行っています。
要件定義からリリースまで一通りやっていますが、特に要件定義に力を入れており、業務知識豊富なエンジニアが多くいます。

金融公共ソリューション部の強みはどんな点になりますか?

お金を取り扱う金融業界の特性上、より高い品質を求められるため、どんなプロジェクトでもやっていけるような高い対応力が身に付けられることは強みなのではないかと考えています。

CMKの中での金融公共ソリューション部の役割について

長期でお客様先に参画しているメンバーが多いので、何が起きても、揺るがずに利益を上げ続けることができる存在となって、他の部門の新たな取り組みを支えていけることが、我々、金融公共ソリューション部の役割だと捉えています。
また、それだけに留まらず、金融公共ソリューション部としても、元々得意としている業務知識に加えて、モダナイゼーション、マイグレーション、DXなどのプロジェクトにて最新の技術やトレンドにもチャレンジし、会社と従業員の成長にも繋げていきたいですね。

金融公共ソリューション部としての新たなチャレンジについて詳しく教えてください

金融機関のニーズをいち早くキャッチし、応えていくことだと思っています。
例えば、AIで最適なおすすめ商品を提案してほしい、というニーズがあった際に、いつでも対応できるよう、準備をしておくようなイメージです。
ニーズを捉えるための情報収集はもちろん、課題解決力や提案力も発揮できるような状態にしておく必要があるので、部独自に戦略チームを作り、先駆けて新たなチャレンジに取り組んでいます。

戦略チームについて

戦略チームについて詳しく教えてください

2022年4月頃に発足して、今年3年目になります。
元々、私が金融業界の業務コンサルに取り組む部隊を作りたいと考えており、私の想いに共感してくれたメンバーで、まずは部内の業務改善や社員のスキルアップを検討していくチームを作ったのが始まりです。

御沓さんがコンサル部隊を作りたいと考えたのはどんな背景からなのでしょうか?

金融公共の最終的な位置づけはお客様に金融システムを提案できる、「業務コンサル」であると私は考えています。
そのため、まずは部内向けに業務改善の提案をしていくところから力をつけていきたいと考えました。現在は金融公共ソリューション部の年間の目標を達成するために、戦略を考えて実行していくことが戦略チームのミッションとなっています。
メンバーは目指したい姿に強く共感してくれており、とても頼もしいメンバーばかりです!

※今年は写真の5人に加えて、新たに2名が戦略チームにジョンインし、7名体制になりました

なるほど。とてもアツいチームですね!
戦略チームが取り組まれた事例なども教えてください。

そうですね。
部内の業務改善がメインなので、細かい改善になりますが、部内の各提出フォーマットのテンプレート化や、目標管理の行動指標の設定など、様々な取り組みをしています。
部の目標を達成するためには、人材育成も必要だと考えており、技術力だけではなく、ヒューマンスキルも高められるような勉強会の企画、運営もしています。

先日も対面形式での勉強会を実施されていましたね!
勉強会を見学させていただきましたが、参加者も主体的にワークに取り組んでいたのが印象的でした!

最後に

少しでも応募を検討してくれている人にメッセージをお願いします!

特に金融系の業務知識は短期間で得られるものではないので、一つのことを長期に集中していきたい、極めていきたいという人が向いているのではないかな、と思います。


硬いイメージがあるかもしれませんが、アドバイスを的確にしてくれるなど、面倒見の良いメンバーがたくさんいます!
専門性を高めて長期に活躍していきたい、という想いがある方は、ぜひ応募ください!


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最後までお読みいただきありがとうございました。

次回のトップインタビューもお楽しみに!

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