多岐にわたるノウハウを持っているからこそ「できない」は言わない【トップインタビュー 産業ソリューション第2部】

トップインタビューとは?

「どんなサービスを提供している会社なの?」

「どんな組織体制なの?」

「実際に働いている人はどんな人がいて、どんな雰囲気なの?」など、

CMKを知ってもらうため、シリーズでお届けしています。

今回は産業ソリューション第2部の大屋部長にお話を伺いました。

今回の産業ソリューション第2部 部長紹介

大屋さん

大学卒業後、勤務した1社目では汎用機プロジェクトがメインの会社だったため、
オープン系の経験を積みたいと考え、中途採用で2006年にCMKに入社。

主に、VB.NETを軸にスキルを磨き、徐々にリーダー業務、顧客提案も任されるようになり、
マネジメント範囲もチームからグループへと拡大。
現在は産業ソリューション第2部の部長を担っています。

大阪出身。趣味はお酒、ラーメン、キャンプ。

まず初めに、大屋さんのこれまでのご経験から思い出深い担当業務のエピソードを教えてください。

たくさんあるんですが、一番印象に残っているのは6年担当させていただいたA社の常駐型のプロジェクトです。

A社はシステム開発がメイン事業ではなく、複合機の販売をしている企業で、
複合機の販売先の顧客からシステム面でのお困りごとについて相談された際に
A社にはシステムに関するノウハウがないため、我々がそのシステム業務を請け負っています。

担当当初は自分ひとりで常駐し、提案(営業)からはじまり、
受注したら要件定義、開発~納品後の保守サポートを行っていました。

A社からは「そんなことまでやってくれるですね!」と信頼いただき、
A社案件に携わるCMKの社員数を増やすことができました。

複合機の販売先は中小企業がメインなので、比較的小さめのプロジェクトが多く、
現在はシステムのお困りごとに対して提案~保守運用まで、
CMKメンバー3~5名で担当しています。

1人で常駐し信頼いただき、CMKとして支援できることが拡大できたのは嬉しいですね。

そうですね。
また、自分自身が「幅広い業務知識」「コミュニケーションスキル」「提案力」
を身に着けることができた点と自分の姿を配下メンバーに見せることで
メンバー育成ができたことが思い出深い理由です。

なるほど。ご自身も成長できて、メンバー育成にもつながった大変印象深いご経験ですね。  どのようなプロジェクトがあったのでしょうか?

複数の案件が同時に並行しており、ガラスの加工会社や機械の精密機械を作ってる会社の
在庫管理システム、食品加工の生産計画システムなど、
本当に多岐にわたる幅広いプロジェクトがありました。

一番ご相談いただくことが多かったのは、現在使用しているシステムがすごく古く、
担当者がもう退職していたり、開発した会社が廃業しているなどの状況で、
システムのこの機能を変えてほしい、このシステムの保守してほしい、から始まるケースです。

顧客の業種も幅広くご要望も多岐に渡るので、大変だったのではないですか?

ん~大変だと思ったことはないですね。
それより、色んな世界を知ることができて、楽しいという想いの方が強かったです。
その経験が現在の業務でも生かすことができています。

自分が担当になった当初は
システム面でのサポートは「複合機販売の付加価値」という位置づけでしたが、
積極的に提案することで相談いただけることが増え、
A社の売り上げ拡大につながったのもうれしかったですね。

CMK内での産業ソリューション第2部の役割や組織体制について

当社の中で産業ソリューション2部の役割は何だと考えますか?

CMKの創業当初の部門であり、現在も社員数、売り上げが一番多く、
社内では横綱と言われています。

そのため、他部門を牽引する役割であり続けるべきだと考えています。

横綱と言われる、産業ソリューション第2部の組織体制を教えてください。

5つの課で構成されており、グループごとにミッションが異なります。

特に5課に関しては、私が兼務しており、通常の開発プロジェクト以外に
新たなビジネスモデルを推進していくプリセールスの役割を担っています。

リーダー育成にも力を入れており、

将来的にはこの5課の課長ポジションを他の人に任せたいと考えています。

産業ソリューション第2部について

産業ソリューション第2部の特徴を教えてください。

エンドユーザー割合が70%なので、顧客の声を直接聞くことができ、
提案・要件定義~設計などの上流プロジェクトはもちろん
その後の保守サポートまで一貫してサービス提供しています。

また大手企業との取引が多く、業界は金融公共以外、
アパレルメーカー、物流会社からゲーム会社まで幅広い業界のプロジェクトを請け負っています。

お客様の声を直接聞きながら課題解決ができるのは、
エンジニア一人一人のキャリアにとって、非常に有意義なのではないかと思っています。

また、プロジェクトの多くは顧客先に常駐して対応するものが多いのですが、
なるべく一人常駐はないようにしており、基本的に複数人のチーム体制で対応しています。

具体的な顧客の業種やプロジェクト内容を教えてください。

ざっと言いますと、

アパレルメーカー:HPの運用管理、RPA、インフラ、アプリケーション開発
空調機メーカー:予算管理システム開発
物流会社:倉庫管理システム開発 WMS
リース会社:社内基幹システムの開発~保守運用
ゲーム会社、建設会社:ローコードを使ったワークフローの開発
お菓子メーカー:保守
医療機器メーカー:電子カルテの開発
教育事業会社:生徒管理システムの保守運用
などです。

幅広いプロジェクトに参画でき、
対応力をつけていただくことができると考えています。

一方で専門性の高い案件にも、スペシャリストとして参画できるプロジェクトもあります。
社員それぞれの志向に合わせてキャリアパスやステップアップを応援できる環境があり、
それも魅力の一つだと思っています。

産業ソリューション第2部の強みは何だと思いますか?

他の部門も同じだと思いますが、大事にしているのは
顧客からの要望に「できない」は言わないことです。

顧客からの要望に対して全て叶えられなくても、何かしら一部でも応えられるように
グループ長、営業メンバーと連携し、提案しています。

また、当部にはインフラ、WEB開発、ローコード・BIツールなど、
様々なジャンルの知見を持っている社員がいるので、
顧客に提案できる幅が広いのも強みです。

幅広い業界の顧客と付き合いがあり、対応できるスキルが幅広いため、
顧客から新規の顧客をご紹介いただくことも大変多いです。

部の雰囲気を教えてください。

20~40代と年齢は幅広く、少し人見知り、シャイですが、
すぐ打ち解けて円滑に仕事が進められるメンバーが多いと思います。

最初は声をかけにくいと思うかもしれませんが、
話してみると、雑談交えた会話気軽にできる人が多いです。

人間関係で困ってるという声を聴くことは滅多になく、
上司部下とのコミュニケーションも活発な方だと感じています。
私も部長になりましたが、気軽に話しかけてくれる社員が多いです。


中途入社の方はIT業界経験者の方が多いのでしょうか?

IT業界ではない企業から転職された方も非常にご活躍いただいていますね。
たとえば前職では営業をしていたという方など、
他業種からIT業界に転職したいという方にも入社いただいています。

エンドユーザーのプロジェクトでは商談も発生しますので、
円滑なコミュニケーションも大切な要素です。

こうした形のない技術というのは何かの研修を受ければ必ず上達するものではないため、
なかなか難しいところではありますが、CMKには幅広い年代の社員がいますので、
先輩社員の背中を見ながら成長してもらっています。

産業ソリューション第2部の今後について

今後の部の戦略、方向性を教えてください。

ターゲットはエンドユーザーで2つの売り上げ拡大を考えています。

1)今までターゲットにしていなかった小規模な案件を増やし、
ローコードツールを使って小さなサイクルをまわしていくことです。

その理由は小規模だからこそプロジェクトのすべての工程を早い段階で若手メンバーが経験でき、
スキルアップできる機会を増やすこと、
またその中で上流工程ができる若手育成も強化していきたいと考えています。

2)ローコード製品を使ったビジネスモデルの拡大
これから大手ゲーム会社の社内基幹システムをローコードで開発するプロジェクトがスタートします。ナレッジを増やし、新規顧客受注の拡大を目指します。

産業ソリューション第2部に向いてる人について

産業ソリューション第2部に向いている人はどんな人だと思いますか。

幅広い、様々な案件があるので、それを楽しめる人

できる限り顧客の要望に応えるため、何でもチャレンジしようと思える人

やりたくない、できないと思うのではなく、
まだ自分が知らない知識、スキルは必ずあるはずでそれを前向きに向き合える人

だと思っています。

最後に

最後に、少しでも応募を検討してくれている人に向けてメッセージをお願いします。

自分はオープン系言語スキルを身につけたいと思ってCMKに入社しましたが、
それ以上の顧客との交渉、リーダーの経験、スキルを積むことができました。

挑戦したいと思ってる人にはチャンスをくれる会社なので、ぜひチャレンジしてください。
楽しい仕事が待っています!

今回は、産業ソリューション第2部の大屋さんにお話を伺いました。

次回の部門紹介もお楽しみに!

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