業種や企業規模を問わず、社内業務はシステム化が必要になる時代です。
特に、2023年10月からのインボイス制度に対応するためにはシステム導入が必須になります。
しかし、情報システムに詳しい人材がいない、不足している、などのお困り事をよく耳にします。人材不足で採用も難しいうえ、人材を育成する知識やノウハウも不足してる企業は多いのではないでしょうか。
情報システム部の方がインボイス対応を進めようとしても、社内対応などで時間が取れないなどお困りなら、今すぐコア業務以外の外注化検討をしましょう。
多くの企業が抱える情シスの課題
人手不足の解消、業務効率化、事業展開への対応など、企業の成長を目指すためにはシステム導入が必要不可欠です。
しかし、多くの企業ではIT人材が不足している場合や、従業員のITリテラシー不足が原因でシステム化が進んでいません。
限られた自社の人材をどう配置して活用するのか、インボイスなどの新たな制度に対応するために既存システムをどう変更していくのかが、多くの企業が抱える情シスの共通課題と言えるのではないでしょうか。
情シスを外注化するメリット・デメリット
IT人材の不足やITリテラシー不足、さらに迫りくるインボイス制度への対応のために短期間で社内システムを対応させるには、外注化を利用することが最も効率的です。
情シスを外注化するメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
- IT人材を新たに雇用する必要がない
情シスに対応するためのIT人材を新たに雇う必要がないので、採用コストや育成コストなどのランニングコストも抑えることができます。 - 運用サポートが得られる
情報システム部の運用業務を外注化すれば、問い合わせ対応や保守業務も任せることが可能になります。 - 業務効率化できる
IT人材が不足している場合や従業員全体のITリテラシーが低くても、外注化によりプロがサポートしてくれるので、業務の効率化やスピードアップが図れ、生産性が高まります。
デメリット
- 導入の検討や打ち合わせが必要
どの業者に外注するかの検討や選定をはじめ、どんな業務を外注するかなどの打ち合わせなどが必要です。
外注先をしっかり選ばないと、満足のいくサポートが得られない場合や費用がかかり過ぎるなどデメリットも増えるので注意しなくてはなりません。 - 導入コストやランニングコストがかかる
外注にあたり、外注業者に支払う導入コストや毎月の利用料などのランニングコストが発生します。
自社でIT人材を雇用して給料やボーナスなどを払うことを考えれば、コスト面の負担は大きなデメリットとは言えません。
情シスメンバーはコア業務(インボイス対応など)、問い合わせは外注化が最適解
社内の問い合わせに手が取られてしまいなかなかコア業務に着手できない場合は、情シスの一部外注化が最もメリットが大きいといえます。
情シスメンバーがインボイス対応などのコア業務に取り組みながら、社内外からの問い合わせにも対応するとなると、業務に集中できず混乱が生じます。
そうならないためにも、自社の情シスメンバーは”考える”部分を担ったコア業務に特化し、システムなどを導入した際に発生する社内問い合わせは外注化することが最適解だと断言できます。
問い合わせ対応だけを外注化することで、外注によるランニングコストも最小限に抑えられます。
情シスを外注化するメリットを活かしつつ、デメリットを抑えられる方法です。
一方、自社に情シスメンバーがいないといった場合には、一括して情シスを外注化することも可能です。
どんなIT人材を採用すれば良いのか悩むことや育成で頭を悩ますこともなく、情シスのプロに一から相談でき、自社に合ったコンサルティングのもとで、最適なチームを組むことが可能です。
情報システム部(以降、情シス)の業務をアウトソーシング(外注化)することで、業務品質の向上や効率化、ひいては効果的なDX推進が実現できるのはご存じですか? アウトソーシングを活用すれば、煩雑な社内業務の負担が軽減され、コア業務へ集中[…]
CMKのワンストップソリューションで解決
情シスの外注化は、CMKの「DXワンストップソリューション」で検討を始めましょう。
強みは、ベンダー選定から設計・開発、導入支援、テスト、運用・保守、BPOまで、一貫したサービスを提供しており、どのようなニーズにもお答えすることが可能な点です。
お客様のニーズに応じて、3つの契約形態からサービス内容を選択いただけます。
情シス部門の一部外注化、一括外注化など、ご相談に応じます。
情シス業務をアウトソーシングするにあたっては「01派遣・準委任サービス」、「03ラボ型契約サース」の契約が最も多く、希望に沿った対応が可能です。
情報システム部で対応してい社内ヘルプデスク業務を外注化した事例は以下です。
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まとめ
多くの企業が直面する情報システムの課題とは、新たなインボイス制度の導入により、IT人材が不足しているにもかかわらず、社内システムの整備が必須となっている状況です。
課題を解決するための方法として、情シス業務の外注化が挙げられます。
情シス業務の外注化のメリットは、IT人材を新たに雇う必要がないこと、IT研修の実施やサポートが得られること、業務効率化が図れること、この3点です。
情シス業務の外注化のデメリットは、導入の検討や打ち合わせが必要なこと、導入コストやランニングコストがかかること、この2点です。
既に情シス部門があるならば、情シスメンバーはコア業務に専念し、インボイス対応後やそのほかシステムに関する問い合わせ対応は外注化が最適解だと断言できます。これにより、ランニングコストを抑えながら、インボイス対応の効率化が図れます。
情シス部門がない企業は、一括の外注化も可能ですので、企業の課題に合わせてお気軽にご相談ください。